書評

『書評・感想』 WILLPOWER 意志力の科学 ロイ・バウマイスター

 

『書評・感想』 WILLPOWER 意志力の科学 ロイ・バウマイスター

 

 

心理学を学び、「人生がうまくいく」要素を探せばたどり着く2つがある。

「知能」と「意志力」である。

この本では、「意志力」を科学的観点から書かれている本。

つまり「意志力」を学べば、あらゆる分野から人生が良く好転するかもしれない。

その「意志力」を学ぶには、この本を読むだけでいい。

 

 

こんな人におすすめ

 

誘惑に逆らう方法を学んで、実生活に活かしたい人

 

意志力はどういうモノなのか、意志力はどう鍛えればいいのか、そういうことが学べる本です。

意志力を活用できれば、誘惑を逆らい、自分のやりたいことに集中することができます。

これから必須の要素の1つが「意志力」です。

 

おすすめ度 ★★★★★

読みやすさ ★★★★★

読み終えるまでの時間 4時間

 

 

意志力とは何か?

 

意志力とは、自己コントロールする力。誘惑に逆らう力。

 

意志力とは、一言で言えば自己コントロール能力のこと。

クッキーの誘惑に逆らったり、難しいパズルを頑張って解いたりする能力。

 

意志力とは、筋肉に似ている。鍛えれば強くなり、使えば消耗する。

 

意志力はエネルギー源が存在して、鍛える方法もある。また無限なモノでもなく、使えば消耗する。

つまり、どう意志力を使っていくかが鍵となる。

自分の好きなことをしていくには、好きなことに意志力を集中して使っていくことが大切。

 

 

意志力を鍛えるメリット

 

意志力が高いと、人生にプラスになる。

 

2010年のニュージーランドで1000人を対象に、子供から32歳までを追跡するという実験を実施。

自己コントロール能力を測るテストで高得点を得た子供は、大人になってから健康状態が良く、肥満率やうつ病の発症率の低さなどの恩恵がある。

 

 

意志力の鍛える方法

 

自分で決めた毎日の目標を、必ず達成する

本書では、毎日トランプの練習に何時間も費やすことを自分に課した人。

ストリートパフォーマーとして、数時間の間動かずにいる人のトレーニング方法。

この本では、いくつもの具体的な調査が書かれている。

著者曰く、なんでもいいので自分が決めたことをやり遂げると意志力が強くなるとのこと。

 

普段の生活を逆の手でやる

すぐにできるトレーニングの1つ目

普段の習慣的な行動を変えるだけで、意志力を鍛えることができる。

常にやるのが辛ければ、時間を決めてやってもいいとのこと。

 

話し方を丁寧にする

すぐにできるトレーニングの2つ目

これも深く染み付いた習慣なので、効果あり。

省略語を使わない、敬語を使うなど。

 

つまり意志力とは、普段の行動に気づき、それを意識して行動をすることで鍛えることができると自分は解釈しています。

 

 

著者情報

 

著者:ロイ・バウマイスター

フロリダ州立大学・社会心理学部の教授。

心理学しゃとして世界でもっとも研究成果の引用が多く、意志力の科学の国際リーダー。本書は28冊目の著書。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

自分がこの本をじっくり読もうと思ったのが、意志力の力を痛感させられることが続いたからです。

怠けてしまったり、誘惑に負けてしまうことが増えてきたなーと思ってこの本を読みました。

そして、意志力は生活のあらゆる分野で活用できると思い知ったというのもあります。

 

ここでは紹介仕切れませんでしたが、意志力の節約も大事なことの1つです。

鍛えることを考えることも大事ですが、いかに意志力を使わないかも重要です。

ぜひこの本で確かめてください。

ABOUT ME
ひろ
ひろ
山本大貴(やまもと ひろたか) フリーライター。サラリーマン時代、分かりやすく伝えることを武器に営業職として、1取引1500万円以上の取引を5つ以上決めた実績を持つ。 働きながら、個人コンサルやセミナー、読書会などを主催。 ライター未経験から、年間300冊以上の本を読破。書評メディア等で本の要約・感想記事を累計100記事以上執筆。 その実績が認められ、副業時代に複数の企業でライター契約を結ぶ。 ニートから正社員、副業をした後に正社員として働きながら副業でライター業を開始。 「分かりにくい」を「分かりやすい」をテーマに、ライターとして起業。