書評

『書評・感想』 人生やらなくていいリスト

タイトル 「人生やらなくていいリスト」四角大輔

四角大輔さんの「人生やらなくていいリスト」を読みました。

四角さんは、元レコード会社のプロデューサー。

現在はニュージーランドで半自給自足の生活を送り、本の執筆やメディア運営をされており、自由な生活を送っています。

私もそのライフスタイルに憧れていますし、四角さんと同様に、やらなくていいことが世の中に多すぎると思っています。

この本を読もうと思ったのは、そういうミニマムな考えに共感したからです。

この本は、40個のやらなくていいことをリスト形式で書かれています。

全てを紹介することはできないので、特に良いと思った4つに絞って紹介します。

この本で学べること

 

・常識に囚われない心を持てる

・ありのままの自分で生きれる

 

こんな人におすすめ!

 

・自由に生きたいと思っている人

・やりたいことが見つかっていない人

・人生に迷っている人

 

その1 イビツなままでいい

 

自分の得意、不得意を知り、勇気をもってそれを認める。

その自分の不得意を修正しようとせず、得意なことに集中してみよう。

同時に、「自分の得意と不得意はこれだ」と怖がらず公言してみよう。

自由に生きるには、得意なことで突き抜け、それを活かさなければいけない。

そして大事だと思ったのは、公言してみようの部分。

結局は得意なことで良いモノを作っても、それを見てもらわなければ意味がない。

発信して、相手に届いて初めて意味が生まれる

 

その2 あたり前のことができればいい

 

約束は守る。ちゃんとお礼を言う。ていねいな敬語を使う。人に会ったら元気に挨拶をする。時間に遅れそうになったら、きちんと連絡する。

デキるすごい人とは、仕事を始めた頃に一生懸命にやっていた「あたり前のこと」を、ずっと続けられる人のことをいうのだ。

すごいことをやる必要はなく、人間的な基本ができればいい。

基本が大事であり、それを続けられる人が成果をあげる人の条件。

この文章を見て、すごく心が楽になった。基本ができれば良しとしよう。

 

その3 常識に従わなくていい

 

常識やルールが「正しいかどうか」ではなく、心で「納得できるかどうか」を基準に、判断することも大切である。

判断の基準は外部ではなく、内部=心である。

自分に嘘をついて生きると不自由になる。自分をもっと大切してみよう。

 

その4 すぐにできなくてもいい

 

すぐに結果が出なくてもあきらめず、「理想のイメージ」を願い続け、そこに向かって「小さな努力」をコツコツと重ねられる、シンプルな生き方ができる。

自分ができる範囲の小さなことを積み重ねればいい

たとえ小さな一歩でも必ず目標を達成できる。得意なこと・好きなことを継続することが大事。

 

まとめ

いかがでしたか?

四角さんはこの本で、得意なこと・好きなことに集中しなさいと述べています。

しかし、この本ではその方法については具体的な記述は少ないです。

つまりその方法は、他から学ばないといけません。私は、この本を「人生の地図」だと言えると思います。

自由に生きるというゴールまでの地図はあるが、どうやってそこまで行き、何を使うかまでは書かれていない。

この本を出発点として、他の具体的な本を使って、自由に生きるための方法を探す。そういう使い方で活きる本だと思います。

ABOUT ME
ひろ
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山本大貴(やまもと ひろたか) フリーライター。サラリーマン時代、分かりやすく伝えることを武器に営業職として、1取引1500万円以上の取引を5つ以上決めた実績を持つ。 働きながら、個人コンサルやセミナー、読書会などを主催。 ライター未経験から、年間300冊以上の本を読破。書評メディア等で本の要約・感想記事を累計100記事以上執筆。 その実績が認められ、副業時代に複数の企業でライター契約を結ぶ。 ニートから正社員、副業をした後に正社員として働きながら副業でライター業を開始。 「分かりにくい」を「分かりやすい」をテーマに、ライターとして起業。