読書法

少し工夫するだけ!集中して読書ができる5つの方法

「全然、読書に集中できない…」
「集中して読書したいけど、ついモンストしてしまう…」

こんな悩みを持っている人も多いのではありませんか?
私も集中力がないので、すぐにスマホでYoutube見て怠けてしまうんですよね…
しかし、少し工夫するだけで読書に集中できるようになりました!

本記事は、読書に集中するための方法を知りたい方向けです。

私は正社員で働きながら、年間300冊するくらい読書好き。限られた時間のなか、どうやって読書に集中しようかと考えて、試行錯誤してもっと効果のあった方法を紹介します。

具体的には

・集中して読書をしないと、どんな問題があるのか。
・読書に集中できない3つの理由
・少し工夫するだけ!読書に集中するための5つの方法

の順番で説明しますね。

 

読書の習慣のない方でも、誰でもすぐに実践できるくらいシンプルな方法です。

自分が実践しやすい方法から試してみてくださいね!!

 

集中して読書をしないと、記憶できる内容は50%減るかも

読書に集中するための方法をお伝えする前に、『集中』について説明しますね。
膨大な研究機関の実験によると、1つの作業に集中できないと、IQなどの脳の機能が低下することが明らかになっています。

1つの作業に集中できないとは「ながら作業」のこと。たとえば

・テレビを見ながら、読書をする
・食事をしながら、スマホをいじる

 

この「ながら作業」は、以下のデメリットがあります。

・生産性が40%下がる
・作業時間が50%長くなる
・作業ミスが50%増える

参照元:パレオな男(1)

つまり集中して読書をしないと、覚えていられる量が半分になるんです。


読書に集中することへのメリット


読書に集中することは、一石二鳥なんです。
・集中すると、読書時間が短縮できる
・覚えていられる量が増える
この時間を有効活用すれば、副業でビジネスができたり、資格取得のための勉強時間を作り出せます。

・「ながら読書」は、効率が50%悪くなる
・「ながら読書」をやめるだけで、日常生活で使える時間が増える

 

読書に集中できない3つの理由

主に考えられる原因は、3つです。

①集中を妨げる環境環境
②読書以外にエネルギーを使い切っている
③読書をする目的が違っている

イメージしづらいと思うので、詳細を見ていきましょう!

①読書に集中できない理由1:読書の集中を妨げる環境

まず1つ目は、読書に集中できない環境です。
集中力を奪う環境とは

不快な騒音(隣の家から聞こえる生活音など)
部屋が散らかっている(他の本が散乱、床にペットボトルが落ちているなど)
気温や湿度(寒い、乾燥しているなど)

 

人間は環境に依存しやすい生き物。不快な環境にいれば不快な気分になるし、集中できる環境にいれば集中できるんです。

ここで見逃しやすいのが、「部屋が散らかっている」と集中力が奪われるということ。心理学等の研究で証明されています。
片付いた部屋で作業してもらうグループと、散らかった部屋で作業してもらうグループとを分けます。
散らかった部屋で作業すると、無意識にそのモノに意識が向いてしまい、集中できない人が多かった。
つまり、「読書以外」に意識が向きそうなモノを見ると、集中が妨げられてしまうんです。

②読書に集中できない理由2:読書以外にエネルギーを使い切っている

読書に集中できない2つ目の原因は、読書以外にエネルギーを使い切っていること。
読書するとは細分化すると、文字を見る→理解する→記憶に残す。
このように、意外と労力が必要なことなんです。

読書以外にエネルギーを消耗させる要因
仕事
家事
読書以外の娯楽(テレビやゲーム、Youtubeなど)
これらに追われると、読書するエネルギーが残っていないのです。

エネルギーが残っていない状態だと、手軽に楽しいことを求めてしまうのが人。
こうなると読書ではなく、スマホいじったりして、集中できなくなってしまうんです。

③読書に集中できない理由3:読書をする目的が違っている

最後の3つ目は、読書をする目的が違っていること。
そもそも読書は、何かの悩みを解決したり、達成したいことのために知識を得る行為ですよね。
読書の目的が違っていると「なぜ自分は、この本を読んでいるんだろ?」という不安が生じてしまいます。

少しイメージしてみてください。
自分が、今の会社に不満で、転職活動をしています。
ここでの目的は「会社を辞めた後の手続きについて」とか「ホワイト企業の見つけ方」など。
しかし、ここで読む本が「仕事を長続きさせる方法」だったら、恐らく集中できないですよね。

つまり、読書によって得られる知識が、自分の目的と合っていないと「この本、読んでて意味あるのかな・・・」と不安や迷いが生まれます。
この迷いや不安が、集中力を妨げるんです。

以上の3つが、主な原因です。

https://designhidek.com/how-to-memory/

 

読書に集中するための5つの方法

それでは、ここからは具体的な読書に集中するための方法をご説明していきます!
読書に集中するためには、主に5つの方法があります。

①読書をする目的を明確にする
②25分読書・5分休憩のリズムで読書する
③1日の早い時間帯に読書する
④集中するための環境を整える
⑤読書をしている姿を自撮りする

では早速、詳しくみていきましょう!

①読書に集中するための方法1:読書をする目的を明確にする

読書に集中できない理由で書いた通り、目的が違っていると不安や迷いで集中できなくなります。
そこでやることは、なぜその本を読むのかを明確にすること。
以下のようなイメージで自問してみてください。

本を読む目的はどちらに該当しますか?

目的:悩みを解決すること

悩みを解決するために、どんな知識がこの本から得られますか?

目的:やりたいことをやる

やりたいことのために、どんな知識がこの本から得られますか?

この2つの自問を紙に書いたり、スマホのアプリに書いてください
それを常に意識しながら読書をする。そうすると、常にやるべきことが明確になるので迷わず、集中して読書に取り組めます。

 

②読書に集中するための方法2:25分読書・5分休憩のリズムで読書する

読書に集中できる時間を長くする方法があります。
それは、25分読書・5分休憩のリズムで何かの作業を行う方法。科学的に証明されているテクニックです。これはポモドーロ・テクニックと呼ばれています。
このリズムを守る簡単なやり方だけで、読書への集中力の持続時間を伸ばすことが可能。

ただし注意点が1つだけあります。休憩の5分間はスマホをいじったりせずに、ただボッーとしたり、散歩したりして脳を休ませてください
そうしないと効果はないです!

 

③読書に集中するための方法3:1日の早い時間帯に読書する

最もベストなのは、朝の時間帯です。
その理由は、2つあります。
・邪魔される要素が少ない
・疲れていない

朝は車の通る音や、家族や隣人の生活音などの集中の妨げるになることが少ない。また、朝起きてから仕事や家事などをやる前なので、疲れていないですよね。
なので、静かでフレッシュな状態で読書ができる朝が最強なんです!

 

④読書に集中するための方法4:集中するための環境を整える

まずは、最初の土台となる環境を整えましょう。
そうすることで、読書に集中することができます。
以下のチェックリストを参考にして、自分の読書環境を見直してください。

状態 解決策
周りにスマホorタブレットorパソコンがあるか 電源を切ったり、他の部屋にスマホ持っていく
散らかっていないか
(ソファの上、デスクの上)
片付けるor目の見えないようにする
気温と湿度は適切か エアコン、換気などで調節する
周りがうるさくないか 耳栓、静かな場所に移動する

問題が把握できたら、すぐに解決しましょう。

https://designhidek.com/recommendation-reading-place/

⑤読書に集中するための方法5:読書をしている姿を自撮りする

スマホを使って自撮り動画を撮影しながら読書してみてください。めっちゃ集中できます。
なぜなら、他人に見られている感覚があると、集中力が上がるからです。
人間は自分自身を「現実の姿」から「理想の姿」に近づけようとする生き物。

「理想の姿」= 集中して読書をする自分
「現実の姿」= ダラけて読書をする自分

つまり、現実の怠けた自分を客観的に見ると、集中して読書する理想の姿に近づこうと、無意識に努力するのです。
これも科学的に証明されていて、心理学用語でセルフモニタリング効果といいます。だから集中力を発揮できるんです。

ちなみに自分が読書している姿を、撮影してみました!

iPhoneのタイムラプスというカメラ機能を使えば、誰でも簡単に撮影できます。
タイムラプスとは、30分くらいの長い動画を、30秒くらいに自動的に編集してくれる機能ってイメージ。

https://twitter.com/Illahhi/status/1073181179812040704

 

使い方は

カメラを起動

画面を左にフリック

一番左にあるタイムラプス

以下の写真を参考にしてください。

 

iPhoneでのタイムラプスの例

https://designhidek.com/reading-method-business-book/

まとめ:読書に集中するための方法

いかがでしたでしょうか?
さて、長くなったのでまとめますね。

集中できない理由
・環境の問題
・読書以外に労力を使っている
・読書の目的が違っている
でしたね。

集中するための5つの方法
①読書の目的を明確にして、見える化する
②25分読書・5分休憩のリズムで読書をする
③朝に読書をする
④環境を整える
⑤読書姿を自撮りする
でした。

個人的にやりやすくて、効果的と感じるのは
・25分読書・5分休憩のリズムで読書する
・読書姿を自撮りする
この2つが特にオススメです。

家とかカフェでもスマホさえあれば、どこでも実践できますからね。
読書に集中できるとヒントになると思いますので、自分に合う方法を試してみてください!

 

参照サイト(1):パレオな男 「いますぐマルチタスクを止めよう!」という気になるインフォグラフィック

ABOUT ME
ひろ
ひろ
山本大貴(やまもと ひろたか) フリーライター。サラリーマン時代、分かりやすく伝えることを武器に営業職として、1取引1500万円以上の取引を5つ以上決めた実績を持つ。 働きながら、個人コンサルやセミナー、読書会などを主催。 ライター未経験から、年間300冊以上の本を読破。書評メディア等で本の要約・感想記事を累計100記事以上執筆。 その実績が認められ、副業時代に複数の企業でライター契約を結ぶ。 ニートから正社員、副業をした後に正社員として働きながら副業でライター業を開始。 「分かりにくい」を「分かりやすい」をテーマに、ライターとして起業。