「違う本を同時に読むと、通常より3倍忘れにくい」
あながち間違いではないかもしれません。
多くの科学実験から交互に知識を入れた方が学習効果が高いことが証明されています。
年間300冊本を読む自分の経験から、本を同時に読んだ方が記憶に残りやすいと感じますね。
ということで、この記事では
・違う本を同時に読む効果とは?
・同時に読む方法
をご紹介します。
「読んでも忘れてしまう…。」って悩んでいる方は、ヒントになるかもしれません。ぜひ参考にして、たくさんの知識を蓄えましょう!
違う本を同時に読む2つの効果とは?
意外かもしれませんが、違う本を同時に読む方が効果的です。
その効果とは、2つあります。
①記憶に残りやすい
②新しいアイディアが浮かぶ
この2つの効果は、特にビジネスをやりたい方に大きなメリットですね。
貴重な時間と労力を節約できますし、新しいアイディアが思い浮かぶかもしれません。
本を同時に読むと、なぜ効果的なのか?
ではなぜ、本を同時に読むと、このような効果があるのか。
その理由は、2つです。
①知識の相違点・類似点に気づくから
②思い出す努力をするから
以上です。これら2つは、脳と記憶に関係しています。
知識の相違点・類似点に気づくと、それぞれの違う種類の記憶が結びついて記憶が強化されます。それと同時に、新しいアイディアが生まれやすくなるんです。
また、思い出す努力をすると、ぼんやりしていた記憶が再構築されます。そして新しい記憶と結びついたり、新しい解釈が生まれ、長期記憶になります。
このような脳のシステムになっているんです。
同時に本を読む方法
具体的な方法は、シンプルです。
違うジャンルの本を、間隔を空けて読む
これだけです。
ここでのポイントは「違うジャンルの本」と「間隔を空けて読む」こと。
違うジャンルの本を同時に読むと、種類の違うジャンルにアクセスするので、記憶が強化され、新しいアイディアが浮かびやすくなります。
また間隔を空けて読書することも、同様の効果が得られますね。
違うジャンルの本とは例えば、「仕事に役立ちメモ術」などのビジネス書と「ノルウェイの森」などの小説。
こんな感じで、全く無関係なジャンルを交互に読書するんです。
面白いのが、意識して交互に読書をすると、読書中に無意識に相違点・類似点を探そうとすることですね。
ここで「どれくらい間隔を空ければいいの?」という疑問があると思います。
1つの答えは、1日おきに2冊の本を同時に読むのがベストだと考えます。
自分の経験ですが、好奇心を抱きつつ、完全に忘れるのを防げるのが1日間隔を空けることだからです。
まとめ:同時に本を読む効果と方法
いかがでしたでしょうか?
ここでまとめておきます。
〜本を同時に読む2つの効果〜
①記憶に残りやすい
②新しいアイディアが浮かぶ
〜本を同時に読むと効果的な理由〜
①知識の相違点・類似点に気づくから
②思い出す努力をするから
〜体的な同時に本を読む方法〜
・違うジャンルの本を、間隔を空けて読む