文章術

『書評・感想』 10倍速く書ける超スピード文章術

タイトル 「10倍速く書ける超スピード文章術」 上阪徹

 

速く書ければ、仕事が速くなる。

これからの時代、文章力を鍛えるのは必須

なぜなら、文字でのコミュニケーションは増えるばかりだからだ。

Facebook、TwitterなどのSNS、LINEやChatWorkなどのアプリを活用する会社も増えてきている。

文章を速く書ければ、成果が上がり、給料が上がるのも夢ではない。

そして最も求められていること。それは速く書くことだ。

 

 

 

私がこの本を選んだ2つの理由

 

1.文書を書くのに時間がかかって、自己嫌悪に陥っていたから

書評ブログを書くのに4時間かかっていた。そんな自分を変えたかった。

何よりもブログを続けるためにも、自己嫌悪のスパイラルから抜け出そうと思った。

 

2.文書を速く書く必要があるから

私は本業があり、平日の使える時間は多くて2時間。

本を読みながら、ブログも書かなくてはいけないので、時間が全く足りない!

とにかくブログを「書く」時間を短縮したかった

 

 

 

こんな人におすすめ

 

「文章を書くのが遅くて、自分にイライラしている人」

自分も自己嫌悪に陥って、なんて自分は文章力がないんだろう・・・って落ち込んでいました。

でもこの本では、うまい文章を書く必要はないと分かってすごく気が楽になりました。

 

おすすめ度 ★★★★★
読みやすさ ★★★★★
読み終えるまでの時間 1.5時間

 

 

この本の内容

 

この本は「1日300字」しか書けなかった筆者が、「1時間3000字」書けるようになった方法が書かれている。

23年間、締切を破ったことがないというのだから驚きだ。

 

  • 文章を書くのに時間がかかってしまう理由
  • 10倍速く書ける「素材文章術」
  • 正しい素材を集めるためのたった2つのルール
  • 素材を使いこなすための具体例

 

 

 

この本から学べること

 

◆ 文章を速く書く方法

◆ 今の時代に適した、文章を書くための心得

◆ 書く前の準備の大切さ

 

 

 

文章を速く書く方法

 

❌ うまく書こうとする

⭕ 具体的な事実を書く

今の時代に求められている文章は、必要な情報

シンプルに結論だけを伝えられることが求められている。

例えば、LINEなどはその典型例。メールのような長いやり取りではなく、短いメッセージを何回も送り合う。

 

❌ 起承転結で書こうとする

⭕ 結論→理由→具体例→まとめ

この文章の型は非常に便利だ。なぜなら、読者は速く内容を把握できるからだ。

今の時代、じっくり文章を読む人は減ってきている

長々と起承転結で書いた文章は、誰でも読まれない価値のない文章になってしまう。

 

 

❌ 書く準備をせず、「ゼロ」から書こうとする

⭕ 素材をたくさん集めてから書く

もし「ゼロ」から書こうとすれば、それは地図を確認せず山登りをするようなもの。

明らからに準備をして出発する方が、速く目的地にたどり着くことができます。

 

 

著者情報

 

著者:上阪徹

ブックライター。「上阪徹のブックライター塾」塾長。フリーランスとして、幅広く執筆やインタビューを手がける。これまでの取材人数は3000人超。主な寄稿媒体「リクナビNEXTジャーナル」など。代表著書「書いて生きていく プロ文章論」

 

 

まとめ

 

私がこの本を見たとき、「本当に10倍も速く書けるのか?」と疑問に思いました。

しかし、実際に本を読みながら、この書評ブログを速く書くことができたのだ。

その証拠に、昨日の書評ブログを更新してから、1日でこの書評ブログを書き終えています。

10倍ではないだろうが、5倍以上は速くなっている。

つまりこの本は、速く書けるロジックが備わっていると自信を持って言うことができます。

 

最後に、筆者はこうも述べています。

「大事なことは、伝える内容。つまり「素材」である。それに気づけるだけでも、文章に対するネガティブなイメージが薄れます。そして、書くスピードも速くなる。」

 

まさにこの通りだと感じました。

詳しい素材集めの内容は省きましたが、詳しくは本を買って確認してくださいね!

 

 

 

 

ABOUT ME
ひろ
ひろ
山本大貴(やまもと ひろたか) フリーライター。サラリーマン時代、分かりやすく伝えることを武器に営業職として、1取引1500万円以上の取引を5つ以上決めた実績を持つ。 働きながら、個人コンサルやセミナー、読書会などを主催。 ライター未経験から、年間300冊以上の本を読破。書評メディア等で本の要約・感想記事を累計100記事以上執筆。 その実績が認められ、副業時代に複数の企業でライター契約を結ぶ。 ニートから正社員、副業をした後に正社員として働きながら副業でライター業を開始。 「分かりにくい」を「分かりやすい」をテーマに、ライターとして起業。